【断酒】飲酒欲求を「秒」で消す!甘いものの驚くべき効果と、賢い付き合い方【ようかんのススメ】
はじめに:襲いかかる「飲みたい」衝動に勝つために
断酒を続けていると、ふとした瞬間に強烈な「飲酒欲求」に襲われることがあります。 仕事でのストレスを感じた時、夕食の準備中、あるいはコンビニでお酒の棚が目に入った瞬間。「一杯だけなら……」という悪魔のささやきが聞こえてきます。
この衝動を、気合や根性だけで乗り越えるのは至難の業です。 そんな時、最も即効性があり、強力な武器となるのが「甘いもの」です。
この記事では、なぜ甘いものが飲酒欲求を消し去るのかという科学的な理由と、私が実践していた「ある和菓子」を使ったテクニック、そして長期的には気をつけるべき「砂糖の罠」について解説します。
なぜ「甘いもの」が飲酒欲求を速攻で消すのか?
結論から言うと、脳が求めているのはアルコールそのものではなく、「ドーパミン(快楽物質)」だからです。
脳の勘違いを利用する
アルコールを摂取すると、脳内ではドーパミンが分泌され、一時的な快感やリラックス効果が得られます。断酒中に「飲みたい」と感じるのは、脳がこのドーパミンの放出を求めて暴れている状態です。
実は、砂糖(糖質)を摂取した時も、脳内ではアルコールと同じようにドーパミンが分泌されます。
つまり、甘いものを食べることで、脳に「ほら、快楽物質だよ」と代替品を与えることができるのです。脳はドーパミンさえ出れば満足するため、驚くほどスピーディーに「お酒を飲みたい」という焦燥感が消えていきます。
私がたどり着いた答えは「ようかん」でした
断酒初期、とにかく襲ってくる飲酒欲求に対抗するために、私はあるものを常備していました。 それは「ようかん」です。
「甘いものが効果的」とは言っても、ケーキやチョコレートなどの洋菓子には、砂糖だけでなく大量のバターや生クリーム(脂質)が含まれています。
これから健康になろうとしているのに、脂質の摂りすぎで内臓に負担をかけたり、激太りしてしまっては本末転倒だと考えたからです。
その点、ようかん等の和菓子は非常に優秀です。私がようかんを選んだ理由は以下の通りです。
- 脂質がほとんど含まれていない 主原料は小豆、砂糖、寒天であり、バターなどの脂質はほぼゼロです。
- 食物繊維が豊富で太りにくい ここが見逃せないポイントです。ようかんの原料である「小豆」と「寒天」には、食物繊維がたっぷりと含まれています。 食物繊維には糖質の吸収を穏やかにする働きがあるため、同じ甘いものでも、洋菓子などに比べると比較的太りにくいスイーツだと言えます。
- 即効性と満足感 糖分が素早くエネルギーに変わり、あの濃厚な甘さが少量でも脳を満足させてくれます。
私はコンビニのレジ横にある「一口ようかん」をよく利用していました。「酒を飲むよりはずっとマシだし、食物繊維も摂れる」と言い聞かせ、熱いお茶と一緒によく噛んで食べる。これで何度もスリップ(再飲酒)の危機を乗り越えました。
「洋菓子よりも和菓子」。この基準を持っておくと、罪悪感を減らしつつ、脳が必要とする糖分をピンポイントで補給できます。ておくと、罪悪感を減らしつつ、脳が必要とする糖分をピンポイントで補給できます。
【要注意】甘いものは「諸刃の剣」である
ここまでは「甘いもの(特に脂質の少ない和菓子)こそ正義」として書いてきましたが、ここからは少し厳しい現実をお話しします。 甘いものはあくまで「緊急脱出用のパラシュート」であり、ずっと使い続けるものではありません。
長期的には体に毒?「糖質依存」の恐怖
アルコール依存から抜け出すために砂糖を使うことは有効ですが、使いすぎると今度は「砂糖依存」に陥るリスクがあります。
甘いものの多量摂取を続けると、以下のようなデメリットが生じます。
- 血糖値の乱高下: 急激に上がった血糖値が下がるとき、イライラや不安感が増し、精神が不安定になります。これが新たなストレスを生みます。
- 体重増加・肥満: いくら脂質の低い和菓子でも、食べ過ぎれば当然太ります。
- 生活習慣病のリスク: 糖尿病や脂肪肝のリスクを高め、肝臓を休めるという断酒の本来の目的と矛盾してしまいます。
即効性は抜群ですが、長期的に見れば体へのダメージは蓄積されます。「お酒よりはマシ」という言葉は真実ですが、それはあくまで「初期段階」に限った話です。
徐々にシフトチェンジ!甘いものからの「卒業」
断酒が安定してきたら(例えば1〜3ヶ月経過後)、徐々に甘いものを減らし、より健康的な方法でドーパミンを出したり、リラックスしたりする方法へ切り替えていく必要があります。
甘いものに代わる「飲酒欲求」対策
では、甘いものを減らした後は何に頼れば良いのでしょうか?おすすめの代替法を紹介します。
1. 強炭酸水(無糖)
断酒の王道です。喉にくる「ガツン」とした刺激が、ビールや炭酸系アルコールの代わりになります。レモンやライムを絞ることで、より満足感が高まります。
2. 運動(筋トレ・ウォーキング)
運動をすると、セロトニンやエンドルフィンといった脳内物質が分泌され、天然の精神安定剤となります。汗をかく爽快感は、お酒の酔いに代わる健全な快楽です。
3. ナッツ類
口寂しさを紛らわせるには、歯ごたえのある素焼きナッツが有効です。 ナッツは脂質が多いため、カロリーが高く食べ過ぎには注意が必要です。
しかし、この豊富な脂質は「腹持ちが良い」という大きなメリットも持っています。少量で満腹感を促してくれるため、小腹が空いた時の強力な味方になります。1日手のひらに軽く一杯程度を目安にしましょう。
まとめ:甘いものは「期間限定」の最強の相棒
断酒中の飲酒欲求を消すために、甘いものは最強のツールです。特に脂質の少ない「ようかん」などの和菓子は、体への負担を抑えつつ即効性を得られる賢い選択肢です。
まずは、 「飲みたくなったら、ようかんとお茶!」 このシンプルなルールで、今日一日を生き延びてください。
しかし、その先には「健康的な体を取り戻す」という本当のゴールが待っています。 断酒初期は甘いものに助けてもらい、心が安定してきたら、少しずつその手を離していく。
「アルコール」→「甘いもの」→「健康的な習慣」
このように段階を踏んで、焦らずに理想の自分へと近づいていきましょう。

▼この記事はyoutube動画でも説明しています。
