飲酒のメリットって本当にあるの?|50代で気づいた“飲む理由”の正体とは

「酒って本当に必要?」
そんな疑問が、ふと頭をよぎったことはありませんか?
僕も以前は「お酒がないと一日が終わらない」と思っていました。けれど、ある日ふと立ち止まり、考え直したんです。
「飲酒のメリットって、本当にあるのか?」
この記事では、50代で断酒に踏み切った僕が気づいた「飲む意味の正体」について、体験と最新の研究を交えて解説します。
「酒を飲むメリット」だと思っていたもの
昔の僕は、お酒にこんな“良いイメージ”を抱いていました。
- ストレスが和らぐ
- 気分が上がる
- 人間関係がスムーズになる
- ご飯が美味しく感じる
- 一人時間の癒やしになる
でも実はこれらの多くは、「酒じゃなくても得られるもの」だったんです。
しかも、長く飲み続けることで得られたものより、失っていたものの方が多かった。時間、健康、お金、そして自己肯定感までも。
実際に調べてわかった「飲酒の本当の影響」
① リラックスできる?
たしかに最初の一杯はふわっとしますが、それは一時的な脳の麻痺。ストレスそのものは消えていません。翌日には不安やイライラが強まることも。
② 寝つきが良くなる?
「寝酒」は睡眠の質を下げることが科学的に証明されています。中途覚醒や早朝覚醒の原因にもなり、翌朝のだるさが増します。
③ 人間関係がうまくいく?
酔って本音が言えるというのは錯覚。あとで自己嫌悪に陥ることも多く、かえって人間関係にヒビが入ることも。信頼関係はシラフで築けると気づきました。
断酒して得られた「本当のメリット」
- 朝の目覚めがスッキリ
- メンタルの安定
- ごはんが純粋に美味しい
- お金に余裕ができた
- 時間の使い方が変わった
正直、「あれ?酒、なくても普通に幸せじゃん」と思えたのは意外と早かったです。
「適量なら健康に良い」はもう過去の話
かつて信じられていた「酒は百薬の長」は、今では科学的に否定されています。
- がんリスク: 少量でも食道がん・肝臓がん・乳がんのリスクが増加
- WHOの見解: 「安全な飲酒量は存在しない」と2023年に公式発表
- 心臓に良い説: 統計の錯覚で、断酒者が最も健康との研究も
- 厚労省: 2024年の新ガイドラインで「飲まないのが望ましい」と明記
結論:健康のためには「一滴も飲まない方がいい」──これが現代の常識です。
僕が断酒した本当の理由
飲酒はコスパが悪すぎる。体調は悪くなり、気持ちも沈む。お金も時間も失う。
そして気づいたんです。
「本当のごほうび」は、飲まない生活の中にあったと。
- 健康な身体
- 不安からの解放
- 将来に向けた資産形成
- 自分との約束を守るという誇り
まとめ|酒をやめて得られた“自由”
- 「酒のメリット」は思い込みだった
- やめて初めて、心身の自由を実感した
- 一日だけでも試してみる価値はある
僕は何度も失敗して、またやり直してきました。それでも、ひとつ言えるのは──
「飲酒に頼らない人生」は、たしかに僕を幸せにしてくれているということ。
だから今日も、飲まない。