禁酒できたのはブログのおかげだった|書くことで断酒が続く理由

誰かのために書くことが、いちばん自分を救ってくれる
「もう飲まない」と決めたはずなのに、なぜかまた飲んでしまう。後悔するって分かってるのに、また繰り返す。
そんな自分に嫌気がさしていたある日、ふと思いつきで始めたのが「禁酒ブログ」でした。はじめは誰かに見られるわけでもない、ただの記録。でも、これが不思議なことに“効いた”んです。
今回は、「なぜ禁酒ブログを書くと酒をやめやすくなるのか?」について、実体験をもとにお話します。
書くことで“見える化”される断酒の効果
禁酒の効果って、実感しにくいんです。でも、ブログに書いて記録すると「変化」がハッキリ見えるようになります。
- 昨日よりよく眠れた
- 朝スッキリ起きられた
- お金を使わなかった
- 自分を責める時間が減った
目に見える変化があると、「あ、ちゃんと進んでる」と思える。それが、小さな自信になっていきます。
「誰かのため」が「自分のため」になる理由
① 他人に伝えようとすると、自分の状況が整理される
ブログはただの日記じゃありません。“誰かに伝える”ことを意識して書くことで、自分の体験が整理されます。
「今日飲みたくなった原因は、ストレスじゃなくて“習慣”だったかも」
こういう気づきが、書く中でどんどん出てくる。それは、自分を客観的に見る力がついてきている証拠です。
② 自分にウソをつきにくくなる
ブログに「禁酒5日目です」と書いたら、翌日「飲みました」って書きにくいですよね(笑)でも、それが意外と大きな支えになるんです。
他人の目があると、言い訳しにくい。その“ちょっとした緊張感”が、継続力を生みます。
③ 誰かの役に立ちたい気持ちが、自分を支えてくれる
「この記事が参考になりました」「読んで勇気が出ました」
そんなコメントや反応をもらえたら、泣くほどうれしい。でも、それ以上に感じたのはこういうことでした。
「誰かのために書いてるつもりが、いちばん励まされてたのは自分だった」
④ 発信することで「仲間」ができる
ブログを続けていると、不思議と共感の輪が広がっていきます。
- 同じように断酒に悩んでいる人
- 途中で失敗してまたやり直してる人
- 応援してくれる人
SNSやブログを通じて、孤独な戦いじゃなくなっていく。「一人でやる」から「誰かと一緒にやる」に変わると、モチベーションは段違いです。
実際にやってみた僕の変化
僕自身、過去に100日以上断酒した経験が2回あります。でも、その後はリバウンドしてズルズル。
そんな中で、ブログという“自分への手紙”を書き始めました。
最初はこんな感じです。
「また飲んでしまった。後悔してる。でも、またやめたい。」
それが1週間後には
「今日は飲まずに過ごせた。えらい!」
1ヶ月後には
「断酒してから、時間がゆっくり流れている気がする」
こんなふうに、文章にすることで自分の中の変化がはっきり見えるようになってきます。読み返すと、「よくここまできたな」って、自分にちょっと感動すらします。
書くことは、自分への応援メッセージ
ブログを書くという行為は、「未来の自分にエールを送ること」でもあります。
- 今つらい自分に
- また飲みたくなってる自分に
- そして、これから断酒に挑戦する誰かに
言葉を届けることで、自分自身の支えになる。誰かの役に立ちたいという気持ちが、やがて“自分を救う力”になるんです。
おわりに|続けるコツは「完璧を目指さないこと」
大事なのは「完璧に禁酒すること」でも「プロのように書くこと」でもありません。今日の気持ちを、今日の自分で書く。それで十分です。
もしあなたが「やめたいのにやめられない」と悩んでいるなら、まずはブログを書いてみてください。誰に見せなくてもOK。1行だけでもOK。
やがてそれが、自分だけの「断酒の地図」になっていきます。そして、その道をあとから誰かが「ありがとう」と言いながら歩いてくれるかもしれません。
🌟こんな使い方もおすすめ
- 禁酒日記テンプレートをブログに貼る
- カテゴリやタグを「#断酒記録」「#今日の気づき」などにする
- 自作のキャラクターやイラストと組み合わせて親しみやすく