移民政策が生むリスクからどう身を守る？日本人が今できる“断酒”という防衛策

2025年6月現在、移民政策の加速により、日本はますます多国籍社会へと進んでいます。

文化や価値観の違いは、日常のトラブルや誤解の原因になりがちで、とくに酒が絡む場面では、暴力や感情の暴走が起こりやすくなります。酔った勢いでの口論や暴行、警察沙汰にまで発展するケースも少なくありません。

そんな時代に、自分を守る手段として注目したいのが「断酒」です。飲まないことで冷静さを保ち、不要な接触やトラブルを未然に回避できます。健康にも財布にも優しいこの選択が、これからの混在する社会で生き抜く力になります。

今こそ、自衛の一歩として断酒を考える時です。

日本の飲酒に対する“ゆるさ”

まず前提として、日本は世界的に見ても「公共の場での飲酒」「酩酊状態での行動」に対して非常に寛容な国です。例えば、路上での飲酒、電車内での酔っ払い、深夜の大声など、他国であれば即通報・処罰対象になる行動も、日本では「ちょっと迷惑」くらいで済まされてしまいます。

こうした寛容さの裏には、日本人の「暗黙の了解」や「お互い様精神」といった社会的モラルが働いているのも事実です。しかしそれは、ある意味「価値観や常識を共有できていた社会」だからこそ通用していたルールでもあります。

海外では「飲酒＝犯罪の温床」という認識

欧米をはじめとする多くの国々では、飲酒が原因の暴行、傷害、性的暴力、家庭内暴力、交通事故などの犯罪が深刻な社会問題となっており、「酒は引き金である」という認識が広く浸透しています。

そのため、公共の場での飲酒を厳しく禁止したり、飲酒後の行動に対して重い罰則を設けたりしている国が少なくありません。酒を飲んで暴れても“酔っていたから仕方ない”という言い訳は、海外では一切通用しないのです。

日本の未来は“多国籍社会”へと進む

そんな中、日本でも少子高齢化による労働力不足を補うために、今後ますます外国人労働者や移民の受け入れが進んでいくと予想されます。すでにコンビニや建設現場、介護、農業などの分野では、外国人スタッフが不可欠な存在になっています。

問題は、飲酒に対する価値観が違う人々が増えていくことです。モラルや“空気を読む”といった日本特有の抑制機能が働かない中で、今後「飲酒を伴うトラブル」「文化の違いによる摩擦」「酔った勢いでの犯罪」が増加する可能性は十分にあると考えられます。

移民と犯罪に関する公的データの現状

警察庁の令和5年版白書によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数・人員は、ベトナム人による窃盗犯等の増加に伴い、前年より増加したと報告されています。特に、ベトナム及び中国の2か国で検挙件数全体の約6割を占めており、検挙人員全体の約半数を占めています。
警察庁：令和5年版白書 第4章 組織犯罪対策

また、法務省の令和6年版犯罪白書によると、外国人による刑法犯の検挙件数は、平成17年（4万3,622件）をピークに減少傾向にありましたが、令和5年は前年より2,594件増加し、1万5,541件（前年比20.0％増）となっています。
法務省：令和6年版犯罪白書 第4編 第9章 第2節

日本人が“今できる対策”とは？

こうした状況をふまえ、日本人としてできる対策のひとつが「断酒（＝飲まない選択）」です。

• 酒を飲まないことで、酔って判断力を失うリスクを自ら避けられる
• 飲酒が絡む問題に関わる機会が減っていく
• 自分が加害者になることを未然に防げる
• 冷静な目で“飲酒文化の変化”に対応できる
• 家族や職場、地域社会でのトラブルを減らすことができる

つまり、断酒は「健康にいい」「お金が浮く」だけでなく、これからの社会的リスクに備える“危機管理”のひとつなのです。

断酒のメリットは、個人と社会の両方にある

実際、僕も断酒を選んだことで、次のようなメリットを感じています。

• 感情の暴走が減り、ストレスへの対処がうまくなった
• お金の使い方がシンプルになり、家計が整った
• 飲みの場に巻き込まれず、無駄な疲労や気遣いが減った
• 自分自身に対する信頼感が増し、自己肯定感が高まった

そして、今後の日本社会を考えたとき、「酒に溺れる大人」ではなく、「飲まずに判断できる大人」が増えることが、結果的に社会の安全性を高めることにもつながると信じています。

まとめ｜“多国籍化する日本”で断酒は最強のセルフディフェンス

移民の増加や国際化が進む中、日本の“あいまいな酒文化”は徐々に限界を迎えるかもしれません。これまで「まあ酔ってたし…」で済まされてきたトラブルが、ある日突然大きな犯罪に発展する可能性もあるのです。

そんな時代だからこそ、私たち一人ひとりが「酒を飲まない」という選択を持っておくことは、大切な防衛策になります。自分のために、周りのために、そしてこれからの日本のために。

「断酒」は、単なる習慣の見直しではなく、未来を見据えた新しいライフスタイルへの第一歩かもしれません。

あなたもぜひ、「飲まない生き方」を今日から始めてみませんか？

炊き技カレー

50代、再起動中。

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この記事の執筆者｜炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。