50代でお酒がやめられないあなたへ──失敗しても意味がある“断酒の積み重ね”という考え方

「やめたいのに、やめられない」──そんな思いを抱えながら、今日もまた酒を手にしてしまう。
50代になって体の変化が気になり始めた。
朝のだるさ、頭のモヤモヤ、財布の中の減り具合……。
それでも、仕事終わりや休日になると、つい酒を飲んでしまう。
「また飲んでしまった」と自己嫌悪になる。
だからこそ、この記事は、「やめたいのにやめられない50代」のあなたに読んでほしい。
🕊 僕は今、また断酒を始めたばかりです
実は僕、これまでに何度も「断酒」に挑戦してきました。
その中で、100日間の断酒を2回達成した経験もあります。
でも、そのあとにまた飲み始めてしまった。
「自分には無理なのかもしれない」と落ち込む日もありました。
だけど、あるときふと気づいたんです。
「1週間で失敗しても、その1週間は“飲まなかった”という事実なんだ」と。
💡 断酒はマラソンじゃない。積立貯金みたいなもの
僕が今、大事にしている考え方があります。
それは、「断酒は成功か失敗かではなく、“積み重ね”だ」ということ。
たとえば──
- 1週間断酒する
- そのあと1日飲んでしまう
- また1週間断酒する
これを年に25回繰り返せば、1年間で175日=半年近く断酒したことになります。
これって、実はすごいことじゃないですか?
人と比べる必要はありません。
飲まなかった日を1日ずつ積み重ねていく。それだけで、体も心も少しずつ変わっていきます。
🧠 「やめられない」は意志の問題じゃない
お酒をやめられないと、「自分は意志が弱いんだ」と思ってしまいがちです。
でも、それは脳のメカニズムの影響も大きいんです。
長年飲み続けてきた脳は、アルコールを「当たり前の存在」として記憶しています。
その状態で断酒するのは、「習慣に逆らう」ことでもあります。
だからこそ、やめられない自分を責める必要はありません。
やめられないのは、あなたが悪いわけじゃない。
🌱 小さな断酒を繰り返すことが、やがて“長い断酒”になる
僕も最初から「100日断酒しよう!」なんて思っていたわけではありません。
ただ、「今日だけ飲まない」を積み重ねていったら、結果的に100日になっていた。
だから、最初はそれでいいんです。
- 今日だけ飲まない
- 明日はまた考える
- 飲んでしまっても、また次の日から
それが「断酒の積み重ね」という考え方です。

🎁 最後に|自分を責めず、今日からまたはじめよう
50代という年齢は、決して遅くなんかありません。
むしろ、今こそ自分の体と向き合うチャンスかもしれません。
失敗してもいい。
また飲んでしまってもいい。
「またやめよう」と思えたなら、それだけで十分です。
僕も、またここから始めています。
一緒に「飲まない日」を、少しずつ積み重ねていきましょう。