禁酒・断酒

節酒の第一歩は「ゆっくり飲む」|お酒を味わうことで得られる意外な効果

手元でウイスキーを静かに持つ男性と「節酒の第一歩は『ゆっくり飲む』」というタイトル入りの画像
炊き技カレー

「ゆっくり飲む」だけで節酒になる?

お酒をやめるのは難しい。でも、減らすことなら、できるかもしれない。
そんな人におすすめなのが、「ゆっくり飲む」という小さな習慣です。
一見、当たり前に思えるかもしれませんが、がぶ飲みが習慣になっている人にとっては、意識しないとまずできません。

がぶ飲みの代償:本当にストレス解消になってる?

ストレスがたまった日、つい冷蔵庫のビールを一気にあけてしまう。
これ、僕もよくやっていました。でも、そのあとにやってくるのは「眠りが浅い」「夜中に目が覚める」「翌朝しんどい」…つまり、ストレスはむしろ増える一方だったんです。

アルコールは一時的に気分を高めるものの、睡眠の質を下げたり、血糖値を乱したりするため、根本的なストレス解消にはなりません。
しかも、がぶ飲みの習慣がつくと、肝臓への負担も蓄積していきます。

なぜ「ゆっくり飲む」ことが効果的なのか

ゆっくり飲むことで、得られるメリットは以下のとおりです。

  • 飲む量が自然と減る(=節酒になる)
  • 酔いのまわり方が穏やかになり、悪酔いしにくい
  • お酒の味をちゃんと味わえるようになる
  • 「満足感」が得られやすくなり、追加の酒を欲しにくい

お酒を「流し込む」のではなく、「味わう」。この意識だけで、飲み方が変わってきます。

今日からできる「ゆっくり飲む」ための5つのコツ

  1. 小さいグラスを使う:ジョッキではなく、おちょこや小グラスで。「ちょっとずつ」が体にしみこむ。
  2. 一口ごとに深呼吸:飲んだら一呼吸。香りを楽しむ意識が自然とスローダウンにつながる。
  3. 食事とセットで楽しむ:つまみを味わいながら飲むと、ペースが落ちる。
  4. スマホやテレビから離れる:ながら飲みはがぶ飲みの元。味に集中できる環境をつくる。
  5. 1本で終わるルールを決める:例えば「今日は350mlだけ」。ルールがあると自然と慎重になる。

「飲みたいからこそ、減らす」選択もある

禁酒じゃないから、つらくない。
我慢じゃなくて、「楽しみ方を変える」だけ。
ゆっくり飲むことで、「酒を味わう楽しさ」を再発見できます。

そして、節酒を続けていると、「あれ、今日飲まなくても平気だな」と思える日が少しずつ増えていきます。
それが、断酒への最初のステップになるかもしれません。

まとめ:まずは“ペース”から変えてみる

毎日の飲酒を変えるのは勇気がいります。
でも、飲み方を変えるだけなら、今日からでもできます。

「飲みすぎて後悔する夜」から、「ちょっといい気分で終われる夜」へ。
ゆっくり飲むことで、あなたの晩酌タイムはもっと心地よいものになるはずです。

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50代、再起動中。

この記事の執筆者|炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。

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