禁酒・断酒

SNSで断酒が続く理由|#Twitter断酒部で得られる“仲間と習慣化”の力

SNSでつながる断酒仲間というタイトルのもと、スマートフォンやパソコンを使って交流する4人のキャラクターが描かれたイラスト
炊き技カレー

「飲まない日々を続けたいのに、一人だとつい…」
そんな人こそ、SNSで発信してみてほしい。

僕自身、50代で断酒を始めてから気づいたことがあります。
それは、Twitter(現X)などSNSの断酒コミュニティが、思った以上に“効く”ということ。

共感のコメント、続けてる仲間の存在、誰かの工夫に学ぶ日々…。
SNSを通じてつながる世界は、決して「ネット上の他人」なんかじゃありません。
習慣化を支え、孤独を減らし、自分を見つめ直す場所になる。

この記事では、「#Twitter断酒部」のようなSNSコミュニティがなぜ断酒・禁酒に効果的なのか?
心理面・行動面・社会面から、その理由をまとめました。

なぜSNSで断酒が続くのか?

SNSは「見られているから続けられる」だけじゃない。
発信・共感・対話 という行為そのものが、断酒を後押しします。

1. 孤独をなくす“仲間の存在”

・「229日達成!」のような報告を読むだけでモチベが上がる
・成功や失敗を共有できる→孤独感が薄れる
・自分も「続けたい」と自然に思えてくる

実際、Xで「#断酒」と検索すると、日々の積み重ねを報告する投稿が多数。
共に走る人の姿に、自分も前に進める勇気をもらえる。

2. 情報が生きた「実践知」として手に入る

・ノンアル飲料のおすすめ、飲酒欲求の乗り越え方などがリアルにシェアされる
・祭りや仕事終わりなど、飲酒スイッチが入りそうな場面への対策が実用的

たとえば「夜、口寂しいときは熱いお茶と風呂」など、すぐに試せる知恵が多い。
試行錯誤を共有する文化が根づいており、自分も参加したくなる。

3. 「飲まない選択」が“変じゃない”と感じられる

・「何で飲まないの?」という周囲の圧力に悩んでいる人も多い
・SNSでは「飲まないこと」が肯定される→安心して続けられる
・「飲まないのが普通」という価値観が育つ

「飲まないと楽」「断酒してからの朝が最高」といった投稿は、
飲酒中心の価値観に違和感を持っていた人にとって心強い。

4. 健康や脳機能の変化を“見える化”できる

・「前頭葉が回復して苛つかなくなった」「二日酔いのない朝が嬉しい」といった体感が共有されている
・体調や気分の変化を記録・発信することで、モチベーションが上がる

断酒は「成果が見えづらい」と挫折しやすい。
SNSは変化の記録・共有の場として、継続の支えになる。

5. 発信することで「自分に責任が生まれる」

・SNSは“公的な場”=断酒の継続が自分だけの問題じゃなくなる
・いいねやコメントが「やっててよかった」と思わせてくれる

「今日も飲まなかった」と書くだけでも、日々の決意が強まる。
「やらなきゃ」ではなく「やりたい」に変わっていく感覚。

注意点もある|SNSはツールであって目的じゃない

・SNSの使いすぎは逆効果になる場合も
・過剰な比較、情報疲れに注意
・正確な知識が欲しい場合は専門家や公的機関の情報も参考にする

まとめ|#Twitter断酒部は、続ける力になる

断酒は「やめれば終わり」じゃない。
続けるには、 孤独を減らし、モチベを保ち、変化を見つける力 が必要。

SNS、とくに「#Twitter断酒部」のようなコミュニティは、
その全部を提供してくれる、現代ならではの断酒サポーターです。

もちろん向き不向きもあるけれど、
「一人じゃしんどいな」と思ったとき、
まずは“のぞいてみる”だけでも、世界が変わるかもしれません。

SNS発信がもたらした“僕自身”の変化

僕が断酒を始めたのは50歳のとき。きっかけは、飲酒後に感じる強烈な自己嫌悪と、翌朝の頭痛でした。

最初の1週間は本当に苦しかったです。仕事帰りに「1本だけなら…」という誘惑に何度も負けそうになりました。

そんなとき、「#断酒」で検索してみたら、同じように葛藤している人たちの投稿に出会いました。「今日で断酒5日目。つらいけど、絶対戻らない」。たった一行の言葉が、胸に刺さったのを覚えています。

自分も試しに「今日で断酒6日目」とポストしてみたところ、見ず知らずの人から「ナイス!自分も6日目です!」とコメントが。

それだけで、「一人じゃない」と感じられ、涙が出るほど嬉しかった。 SNSで発信しなければ、あの日飲んでいたかもしれません。

「飲酒が普通」という空気に傷ついた過去

正直に言うと、断酒を始めたばかりの頃、職場の飲み会や友人との付き合いがとてもつらかったです。

「何で飲まないの?」「病気でもした?」といった無邪気な言葉に、何度も心が折れそうになりました。

でもSNS上では、誰もそんなことを言いません。「飲まない」という選択が、当たり前として受け入れられる世界がそこにあった。

この“価値観のギャップ”に気づけたことも、断酒を続ける大きな助けになりました。

発信を習慣にするために僕がやったこと

  • Twitterの断酒用アカウントを作る
  • 「◯日目」と毎朝ポストするテンプレを決める
  • 欲求が強くなった夜は、SNSを開いて仲間の投稿を見る
  • 飲みたくなったら「それを投稿ネタにしよう」と切り替える

このルールを作ってからは、投稿すること自体が「飲まない」ための行動に。

よくある質問:SNSで断酒するメリットと注意点

Q1. SNSで発信するだけで、本当に断酒できますか?

発信するだけでは断酒できませんが、「続けたいと思える仕組み」を作る助けになります。心理的サポート・社会的つながり・変化の記録として、大きな効果があります。

Q2. 逆にSNSがストレスになることは?

あります。比較してしまったり、過剰に「いいね」を求めてしまう人も。SNSは“使い方”次第。疲れたら一度離れても大丈夫です。

Q3. 自分の投稿に反応がなくて孤独を感じたら?

最初は誰も見ていないのが普通。#Twitter断酒部など既存のハッシュタグを活用し、他の人にリアクションしてみると、自然とつながりが生まれます。

今、迷っているあなたへ

この記事をここまで読んでくれたあなたは、おそらく「本気で変わりたい」と思っている人だと思います。

もし、今のあなたが少しでも孤独だったり、「このままじゃいけない」と感じていたら、SNSの扉をノックしてみてください。

ただの一投稿から、人生が変わるかもしれません。

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50代、再起動中。

この記事の執筆者|炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。

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