週50代からでも間に合う。週5勤務から自由になるために僕が始めたこと

50代にもなると、ふと考えてしまうんです。
「このまま週5日、朝から晩まで働き続けて、俺の人生って終わっていくんだろうか……」
気づけば1日8時間を会社に取られ、通勤や残業を合わせたら10時間以上。帰宅してもクタクタで、晩酌だけが唯一の楽しみ。
でも翌朝にはまた同じループの始まり──。
この記事では、そんな日々にモヤモヤを抱えていた僕がたどり着いた「週5・8時間労働から抜け出すための現実的な道」を、等身大の視点でお届けします。
1. なんでこんなに疲れてるんだろう?
若い頃は「働くのが当たり前」だと思ってました。
でも50代になって、体力も落ち、仕事終わりには何もやる気が起きない。やりたいことはあるのに、全部「仕事のせい」で先送りになる。
たしかに、仕事があるから生活できる。
でも、生活が仕事に支配されすぎてないか?
- 通勤、残業、付き合いの飲み会で1日10時間以上拘束
- 趣味の時間は月に数時間あるかないか
- 疲れすぎて、家では動けずスマホかテレビ
これ、「働いて生きてる」んじゃなくて、「生きるために働かされてる」感じ、しませんか?
2. 働いても、楽にならない現実
「貯金したいのにできない」
「給料は上がらないのに、物価と保険料は右肩上がり」
「将来が不安で夜中に目が覚める」
そう、僕もまったく同じでした。
2025年の実質賃金は前年より-1.8%。
さらに社会保険料もジワジワと上がっていて、**可処分所得(手取り)**はどんどん減っている。
これってつまり、働けば働くほど、ラクになるどころか、どんどん首が絞まっていく構造なんですよね。
3. 「お金でお金を稼ぐ」ことに気づくまで
そんなときに出会ったのが、「資産形成」という考え方でした。
労働=時間を売ってお金を得る
資産収入=お金が勝手に働いてくれる
たとえば、僕が実際にやっているのはこんなこと:
- 毎月の収入から生活費を見直して貯金をつくる
- 新NISAやiDeCoでインデックス投資を少しずつ継続
- 飲酒をやめて、浮いたお金を積立に回す
最初は数万円。でもこれが**“毎月の分身”**になって、将来的に自分の代わりに働いてくれるようになる。
4. FIREなんて無理でも、サイドFIREは狙える
FIRE(経済的自立+早期リタイア)って、どこか他人事のように聞こえるかもしれません。
でも僕が目指してるのは「サイドFIRE」。
これは、最低限の生活費だけを資産収入でまかない、好きな仕事や副業で足りない分を補うというスタイルです。
つまり、
- フルタイムをやめて週3勤務
- 自分のペースで働きながら、老後の不安も減らす
この生き方、50代からでも現実的に目指せるんです。
5. 資産を持つと、精神的にもラクになる
僕が断酒と節約で浮かせたお金をコツコツ投資に回し、少しずつ増えてきたころ、あることに気づきました。
「お金があるだけで、こんなに心が軽くなるんだ……」
- 将来の心配が減る
- 無理に残業や飲み会に付き合わなくて済む
- 嫌な仕事でも「最悪やめても何とかなる」と思える
実際、ハーバード大学の研究でも「お金の不安はIQを下げる」と言われています。
貧乏な時は、選択肢すら見えなくなる。でも、資産が少しでもあれば、「選べる自由」が生まれるんです。
6. 僕が実践してる“抜け出すためのステップ”
50代からでも、人生は立て直せます。
そのために、僕が実際にやっていることを紹介します。
■ 固定費の見直し
家計簿つけて、家賃・通信・保険などを最適化。
コンビニ・外食・酒もやめて、生活費月3万円削減に成功。
■ 投資信託で積立
S&P500やオルカンに月10万円(新NISA)+iDeCoも併用。
値動きはあるけど、時間が味方してくれる。
■ 副業とブログ
ブログで断酒・節約・投資の記録を発信中。
収入はまだ少ないけど、自分の経験が誰かの役に立つのがうれしい。
■ モノを持たない生活
ミニマル生活で、掃除も支出もラクに。
精神的にもスッキリして、仕事へのストレスも軽くなった。
7. まとめ|50代から“選べる人生”へ
「週5勤務・1日8時間労働」は、当たり前じゃありません。
僕たちはもう、「ただ働くだけの人生」から抜け出していい年代なんです。
そのためには…
- 固定費を削って
- 資産を作って
- お金に働かせて
- 自分の時間を取り戻す
それができれば、いつか「働くか・休むか」を自分で選べる日が来ます。
「もう遅い」なんてことはありません。
むしろ、50代だからこそ先を見据えて「軌道修正」する最後のチャンスです。