素人が投資に失敗しない方法──まずiDeCoでインデックス投資を始めよう【資産形成の第一歩】

ノートPCとiDeCo資料が置かれたデスク上の風景。「素人が投資に失敗しない方法──まずiDeCoでインデックス投資を始めよう」のタイトル入り。
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2024年、僕は「積み立てNISA」でS&P500のインデックスファンドを毎月積み立て始めた。正直に言うと、その前までは日本の個別株をなんとなくの勘で売買していた。

結果はお察しの通り。買ったら下がり、売ったら上がる。儲かるどころか、時間と手数料と労力を消耗しただけだった。

「これは無駄だったな」と気づいたのは、失敗を繰り返したあとだった。そして、2025年からは新NISAの成長投資枠で、S&P500一本にしぼって積み立てていこうと決めていた。

そんなときに出会ったのが、この記事だ。

普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方

タイトルだけ見ると胡散臭いが、内容は極めて実直。とにかく「余計なことをしない」「市場平均で十分」という考えに貫かれている。

そして一番驚いたのが、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を最優先にすべきという明快な主張だった。

なぜiDeCoなのか? この記事ではその理由を、僕の経験と合わせて、わかりやすく説明していく。


なぜNISAより先にiDeCoなのか?

NISAもiDeCoも、運用益が非課税になる「税制優遇制度」だ。 でも、iDeCoにはそれを上回るメリットがある。

iDeCo最大の強みは「所得控除」

iDeCoで積み立てた金額は、なんと「そのまま所得控除」になる。 つまり、払うべき所得税・住民税が安くなる。

例えば年収400万円のサラリーマンが、月2.3万円(年間約28万円)iDeCoで積み立てた場合、ざっくり年5〜6万円の節税になる。

この5〜6万円は「確実に得られるリターン」であり、投資で5〜6万円を稼ぐよりよほど簡単で安全な「利益」なのだ。

しかもその節税分も再投資に回せるので、複利効果が加速する。これは新NISAにはないメリットだ。


僕のような「普通のサラリーマン」にこそiDeCoが最適な理由

僕は特別な投資知識もセンスもない、ごく普通の50代サラリーマンだ。

日々の仕事で疲れて帰ってきたあとに、相場を分析したり、タイミングを計ったりする気力も時間もない。

でも、iDeCoでインデックスファンドを自動積立すれば、「最適な運用」がほぼ自動でできる。しかも節税付きで。

これはもう、やらない理由が見つからない。


結論:最初にやるべきはiDeCoでのインデックス投資

本気で資産形成を考えている「普通の人」こそ、最初にやるべきことはシンプルだ。

  • iDeCoの口座を開設し、
  • インデックスファンド(例:eMAXIS Slim 全世界株式やS&P500)に毎月積立設定する。

これだけでいい。

もちろん、新NISAも重要だ。でも優先順位としては、まず「節税効果」が圧倒的なiDeCoからスタートするべきだと、僕はこの本から教わった。


まとめ:投資で99点を取るには、「何もしない勇気」と「正しい順番」が鍵

僕自身、投資で無駄な時間を過ごしてようやく「シンプルで確実な方法」の重要性に気づきました。

正直、過去に戻れるなら、真っ先に「iDeCoでインデックス投資を始めろ」と過去の自分に言いたいです。

iDeCoには「節税」という非常に強力な武器があります。しかも一度設定すれば、自動で積み立てられ、放っておいても資産形成が進んでいきます。

難しい知識は不要。やるべきことはたったひとつ──iDeCoで低コストのインデックスファンド(S&P500やオルカン)を選んで積み立てること

資産形成は「複雑さ」ではなく「継続」が鍵です。
迷わず、着実に、そして一歩ずつ。「普通の人」だからこそ選べる99点の道を、一緒に歩んでいきましょう。


【参考】 『普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方』 https://hayatoito.github.io/2020/investing/

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50代、再起動中。

この記事の執筆者|炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。

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