「お酒飲まないで人生何が楽しいの?」50代で断酒した僕がたどり着いた境地

友達とのバーベキューで「お酒飲まないで人生何が楽しいの?」って言われた時、正直ちょっと戸惑いました。
その場では「そうだねー」って適当に返して、それ以上会話が膨らまないようにしたんですが、後から考えたら、もっとスマートに、そして僕自身の断酒のメリットを伝えられたら良かったなって思ったんです。
50歳を過ぎて断酒を選んだ僕が、この問いにどう向き合い、どんな風に自分の選択を伝えているのか。僕自身の経験談を交えながら、そのヒントをお話ししたいと思います。
「もういいかな」50代で断酒を選んだリアルな理由
僕が断酒を決意したのは、なによりも体の変化が大きかったんです。
- 二日酔いの重さ: 以前とは比べ物にならないくらい、二日酔いがひどくなりました。回復に時間がかかり、翌日の仕事やプライベートにも響くのがとにかく嫌で。「これはもう無理して飲む必要ないな」って痛感しました。
- 味覚の変化: 正直、以前ほどお酒を「美味しい!」と感じなくなってきたんです。若い頃は勢いで飲んでいた部分もあったけど、今はもう、無理してまで飲む必要はないなって。
- 健康への意識: 50代にもなると、健康診断の結果も気になりますし、日々の体の不調が以前よりも気になるようになりました。健康を維持することの重要性を痛感したんです。
これらの理由から、「もういいかな」という気持ちが募り、自然と断酒へと向かっていきました。僕にとって、お酒を飲むことよりも、体の調子が良くて、毎日をスッキリ過ごせる方が、よっぽど楽しいし、価値があるという境地にたどり着いたんです。

次に答えるとしたら「酒飲むのは楽しいかもしれないけど僕はもういいかな、50歳過ぎて健康状態とかもやばいし、二日酔いの残り方もひどい、正直あまり美味しいとも感じなくなってきてるんだよねー」とかかなー。
「飲まない選択」をスマートに伝えるには?
では、実際に「お酒飲まないで人生何が楽しいの?」と聞かれた時、どう切り返せば良いのでしょうか。僕が実践している、あるいは「こう言えば良かったな」と思う切り返し方をいくつかご紹介します。
1. 共感を呼びつつ、自分の変化を伝える
「たしかに、お酒を飲む楽しさってあるよね。僕も昔はそう思ってた。でも正直な話、50歳を過ぎてから、本当に体の変化を感じるようになってね。特に、二日酔いの残り方が以前とは比べ物にならないくらいひどくなってきて。回復に時間がかかるし、翌日の仕事やプライベートにも響くのが嫌で、だんだん『もういいかな』って思うようになったんだ。」
2. ポジティブな変化を具体的に語る
「うん、そう思う人もいるよね。でも、お酒をやめてからの方が、体の調子がいいし、朝もスッキリ起きられるから、毎日がもっと充実してるんだ。前はだるかった週末の朝も、今は気持ち良く起きて、やりたかったことに時間を使えるようになったんだよね。」
3. 「別の楽しみ」があることを伝える
「面白いことに、お酒を飲まなくても楽しいことって世の中にたくさんあるんだなと最近気づいたんだ。
例えば、今日のバーベキューも、お酒がなくてもみんなとワイワイ話せるのが純粋に楽しいし、むしろシラフだと、普段気づかないような細かい会話のニュアンスも感じ取れて、もっと深く楽しめる気がするんだよね。」
大切なのは「無理なく、正直に」
相手を不快にさせずに、自分の意思を伝えるためには、無理に相手を説得しようとしないことが大切です。自分の正直な気持ちや、断酒によって得られたポジティブな変化を、穏やかに伝えることで、相手もきっと理解を示してくれるはずです。
「お酒を飲まない人生」は、決して「楽しくない人生」ではありません。むしろ、より健康的で、より豊かな時間を過ごせる選択だと僕は感じています。もしあなたも同じような経験をしているなら、ぜひ自分の言葉で、その「もういいかな」の理由と、断酒によって得られた新しい楽しみを伝えてみてください。
あなたの断酒ライフが、これからも充実したものになることを願っています。