【体験談】50代、死を意識して断酒に成功。月7万円の酒代が浮き、健康と自信を取り戻した具体的な方法

「もう、酒はやめよう…」
50代を迎え、増え続ける体重、悪化する健康診断の数値、そして将来への漠然とした不安。見て見ぬふりをしてきた現実が、すぐそこまで迫っていました。
こんにちは。沖縄在住の50代、ブログ管理人の〇〇です。 かつては「酒こそ人生最高の楽しみだ」と信じ、毎晩浴びるように泡盛を飲んでいた私が、ある出来事をきっかけに断酒を決意。3度目の挑戦で、ついに成功することができました。
この記事では、アルコールに依存していた私が、**どのようにして断酒を成功させたのか、その具体的な方法と、お酒をやめて手に入れた「最高の未来」**について、私の経験を余すことなくお話しします。
もし、あなたが過去の私と同じように、
- お酒の量をコントロールできず、自己嫌悪に陥っている
- 健康診断の結果を見るのが怖い
- 「このままではマズい」と感じつつも、やめられない
そんな悩みを抱えているなら、この記事はきっとあなたの役に立つはずです。
記事を読む時間がない方は、こちらの動画をどうぞ。この記事の要点を、二人の会話形式で解説しました。👇
結論:断酒で人生は劇的に好転する
先にお伝えします。お酒をやめて、私の人生は驚くほど良い方向に変わりました。
- 心と体の健康:毎朝、後悔のないスッキリした目覚め。体重は自然と減り、血圧や血糖値も改善に向かっています。
- 経済的な余裕:飲み代に消えていた月3〜7万円が浮き、将来のための投資(iDeCo・NISA)に回せるようになりました。
- 自己肯定感の向上:「今日も飲まなかった」という小さな成功体験の積み重ねが、絶対的な自信に繋がっています。
- 新しい意欲:時間に余裕が生まれ、副業に挑戦するなど、人生を前向きに楽しむ意欲が湧いてきました。
断酒で失ったものは何一つありません。手に入れたのは、輝かしい未来だけです。
地獄の入り口:泡盛一升瓶を空けた日々と忍び寄る代償
私が本格的に酒にのめり込んだのは、高校時代。地元・宮古島には「オトーリ」という、杯を回して一気飲みを繰り返す独特の飲酒文化があります。未成年でありながら、仲間と2人でアルコール度数30度の泡盛一升瓶(1.8L)を空にする日も珍しくありませんでした。
社会人になってからも、酒は常に私の隣にありました。嬉しい時、悲しい時、イライラした時…どんな感情も酒で蓋をし、「飲んでいる時が一番幸せだ」と本気で思い込んでいたのです。
しかし、その「最高の楽しみ」は、気づかぬうちに私の心と体を蝕んでいました。
- 健康問題:体重は増え続け、高血圧、肝機能障害、高血糖を次々と指摘されました。肥満した体を支えきれず、膝の痛みにも悩まされる始末です。
- 経済問題:飲み代は月に平均3万円、多い月は7万円超え。貯蓄などできるはずもなく、「老後はどうするんだ」という不安を、さらに酒でごまかす悪循環に陥っていました。
「次は自分の番だ」死を意識した日、僕は変わることを決めた
そんな私に転機が訪れたのは、50代に入ってすぐのこと。 親しい知人が、糖尿病の合併症で亡くなったのです。
その事実を聞いた瞬間、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。何を隠そう、私自身も健康診断で「高血糖」と診断され、医師から警告を受けていたからです。
肥満、高血圧、そして高血糖…。いつ自分が同じ道を辿ってもおかしくない。
「このままでは死ぬ」
強烈な恐怖と危機感が、私に「本気の断酒」を決意させました。「やめられたらいいな」という淡い期待ではありません。「生きるために、絶対にやめる」という、崖っぷちの決意でした。
3度目の正直!凡人な私が断酒に成功した5つの具体的な方法
実は、断酒は今回で3回目。過去2回は、仕事終わりの強烈な飲酒欲求に勝てませんでした。
しかし、今回は過去の失敗を徹底的に分析し、自分に合った対策を立てて臨みました。特別なことではありません。誰でも真似できる、効果絶大だった5つの方法を紹介します。
1. 飲みたくなる環境を徹底排除!「外食をしない」
唐揚げ、餃子、こってりラーメン…。こうした味の濃い料理は、脳が勝手にビールを欲してしまいます。私にとって最大の敵は「外食」でした。断酒期間中は、飲み会はもちろん、一人での外食もきっぱりとやめました。
2. 聖域を作る!「自炊を徹底する」
外食をやめた分、自炊を徹底しました。不思議なことに、自宅にいると飲酒欲求は湧きにくいのです。自分で作れば味付けも調整でき、健康的な食生活にも繋がります。
3. 脳をだませ!「ご褒美スイーツ」を用意しておく
金曜の仕事終わりなど、どうしても襲ってくる「飲みたい!」という衝動。これを乗り切るために編み出したのが、「家に帰れば、おいしいスイーツが待っている」作戦です。
少し高級なチョコレートやケーキを用意し、「あれを食べるために、寄り道せず帰ろう」と自分に言い聞かせるのです。アルコールで得られる快楽を、別の快楽で上書きするイメージ。これは本当に効果がありました。
4. 口寂しさを乗り切る「最強の相棒」を見つける
食事中の口寂しさや、手持ち無沙汰感を埋めてくれたのが**「ノンアルコールビール」**です。最近のノンアルは驚くほど味が良く、十分に満足感を得られます。炭酸水やフレーバー付きの炭酸水もおすすめです。
5. どうしても飲みたくなったら「とにかく歩く」
それでも飲酒欲求が抑えられない時は、理屈抜きで外に出て、汗ばむまで早歩きで散歩をしました。体を動かすことで、不思議と飲みたい気持ちがスッと消えていきます。
【Q&A】断酒のよくある質問にお答えします
Q1. 会社の飲み会や付き合いはどうした?
A. 「医者に止められていて…」と、健康問題を理由に断りました。本当に体調が悪かったので、嘘ではありません。何度か断れば、周りも誘ってこなくなります。人間関係が悪化するのではと不安でしたが、全く問題ありませんでした。
Q2. 禁断症状はあった?
A. 私の場合は、精神的な依存が主だったので、手が震えるような身体的な禁断症状はありませんでした。しかし、最初の1〜2週間の「飲みたい」という強い渇望は辛かったです。そこを乗り越えれば、少しずつ楽になります。
Q3. スリップ(再飲酒)しそうになったことは?
A. 何度もあります。そんな時は、「なぜ自分は断酒を始めたのか」という原点(死への恐怖)を思い出しました。そして、断酒で得られたメリット(爽快な朝、浮いたお金など)を紙に書き出し、眺めることで踏みとどまりました。
最後に伝えたいこと:あなたの人生は、もっと良くなる
もし、今お酒との付き合い方に悩んでいるなら、過去の私に声をかけるのと同じ言葉を、あなたに贈ります。
「大丈夫。やめると、いいことだらけだぞ」
断酒は、何かを我慢する苦行ではありません。健康、お金、時間、自信という、人生で最も大切な資産を取り戻すための「自己投資」です。
もちろん、やめるのは簡単ではないかもしれません。しかし、一歩踏み出せば、昨日とは違う景色が必ず見えてきます。この記事が、あなたのその一歩を後押しできたなら、これほど嬉しいことはありません。
一人で抱え込まないで もし、ご自身の力だけでは飲酒問題を解決するのが難しいと感じたら、専門機関に相談することも一つの大切な選択肢です。匿名で相談できる窓口もあります。