断酒7日目|眠れない…これって普通?禁酒初期に起こる「中途覚醒」の原因とぐっすり眠るための工夫

断酒を始めて1週間──。
「お酒をやめれば、よく眠れるようになるはず!」そんな希望を抱いていたのに、まさかの【中途覚醒祭り】。
夜中に何度も目が覚めて、朝起きてもスッキリしない。
これは自分だけ?それともみんな通る道?
この記事では、僕自身の断酒1週間目のリアルな体験と、同じように眠れないと悩む人に向けて、学術的な知見と対処法をお届けします。
🌙 断酒したらよく眠れる…はずが、逆だった。
「アルコールをやめれば、深く眠れるようになる」──そんな話、ネットや本で見たことありませんか?
僕もそう信じて、50代にして再び断酒に挑戦しました。
でも、現実は甘くなかった。
断酒してから、夜中に2〜3回起きるようになり、
朝起きても頭がぼんやりして、日中も眠気が残る。
「断酒って体にいいんじゃなかったの?」と、不安にもなりました。
🧠 実は“よくある現象”だった|断酒初期の中途覚醒
安心してください。
この「断酒初期に眠れない」「途中で起きる」という現象、よくあることなんです。
🔍 根拠:米国NIAAAの研究によると…
アルコールは一時的に“眠気”を引き起こす作用がありますが、
深い睡眠(ノンレム睡眠)を妨げる作用も持っています。
そのため、長期間お酒に依存していた人が断酒を始めると、
脳が“本来の自然な睡眠リズム”に慣れていない状態になり、
中途覚醒や浅い眠りが増えるということが起きやすくなるのです。
つまりこれは、脳と体が回復しようとしている証拠でもあるんですね。
💡 断酒初期の「眠れない夜」に効く対処法(科学的根拠あり)
✅ 1. 寝る90〜120分前の入浴
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド」によると、
就寝の1.5〜2時間前に38〜40℃のぬるめのお湯に浸かることで、
副交感神経が優位になり、入眠がスムーズになるとされています。
深部体温がいったん上昇し、その後自然に下がるタイミングで眠気が訪れるというメカニズム。
✅ 2. 朝日を浴びて体内時計をリセット
朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びる。
たったこれだけで、体内時計が整い、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。
✅ 3. カフェインとブルーライトを避ける
寝る4時間前以降のカフェイン(コーヒー・緑茶など)は控えること。
スマホやPCの画面から出るブルーライトも、眠気を妨げます。
夜は、部屋の照明をやや暗めにすることも効果的です。
🛀 僕の実践:44℃の湯船で肩こりも睡眠も改善?
僕は現在、寝る2時間前に湯船に浸かることを習慣にしています。
推奨温度よりちょっと高めの44℃、しかも25分くらいしっかり浸かる派です(笑)
「熱すぎじゃない?」と言われるかもしれませんが、
これくらいが“入った感”があるし、実際に肩こりも楽になる。
眠気も以前よりスムーズにやってくる気がします。
(※個人差があります。体調に合わせて温度・時間は調整してください)
🧠 睡眠改善は“慣れ”と“工夫”の積み重ね
断酒直後の「眠れない夜」は、いわばリハビリ期間です。
長年、アルコールの力で眠っていた脳が、
自力で眠るリズムを取り戻そうと、ちょっと頑張ってる状態。
焦らなくて大丈夫。
いまは“自然な眠りを思い出す”ための時間なのです。
📊 今日の僕の状態記録
- 起床時間:7:00
- 天気:晴れ(あったかい朝)
- 体調:眠い。中途覚醒3回。
- 食事:
- 朝:ストロベリープロテイン、冷凍イチゴ、豆乳、イヌリン
- 昼:マグマ沼カレー
- 夜:うどん+鯖缶
- 体重:125.4kg
✍️ まとめ|断酒1週間で眠れないのは「普通」だから安心してOK
- 断酒初期に「眠れない」「夜中に目が覚める」のは珍しくない
- 脳が自然な睡眠リズムを取り戻すまでのリハビリ期間
- 焦らず、生活リズムと入浴で整えていこう
- 個人的おすすめは「熱めの湯船」と「毎朝の朝日」