「飲酒後の自己嫌悪と気分の落ち込み」から抜け出すには?断酒6日目で気づいた心の傾向と対処法

断酒6日目。朝の空気は軽い、でもあの頃の心の重さは忘れられない
2025年5月24日、断酒生活6日目。
今朝は6時に起床。体調は悪くないけど、正直まだ眠い。でも、飲まなかった翌朝特有の“体の軽さ”はやっぱり気持ちいい。
こうして飲まない日が続く中で、ふと思い出すのは、かつて飲んだ後に感じていたあの自己嫌悪と気分の落ち込みの感覚です。
今日の生活ログ
- 起床時間:6:00
- 天気:晴れ(暑い)
- 朝:豆乳+プロテイン、冷凍イチゴ
- 昼・夜:マグマ沼カレー(玄米・大豆・ミンチ・野菜)
- 体重:125.8kg
- やったこと:軽い掃除と洗濯、仕事(データ整理)、YouTubeで断酒体験談や節約術を視聴
気分の変化:体重は変わらなくても、心に「淡い光」
数字上の変化はなくても、なぜか気持ちはちょっとだけ上向き。
心の奥底に淡く光るような、静かな高揚感。飲まない日々が、自分を少しずつ内側から変えてくれているような気がします。
飲酒後に襲っていた「自己嫌悪」の正体
僕は、飲み会の翌朝に毎回、自己嫌悪を感じていました。
- 「あんなこと言わなきゃよかった」
- 「一人で浮いてなかったかな?」
- 「あの人、気分悪くなってなかったかな…?」
記憶が飛ぶような酔い方はしていなかったし、他人から見れば「普通だったよ」と言われる。それでも、頭の中では無限に反省会が開かれて、2日くらい気分が沈んでいた。
アルコールと自己嫌悪の関係:脳内メカニズムの罠
実はこれ、アルコールによって脳内の幸せホルモン(セロトニン・ドーパミン)が乱高下するのが原因だそうです。
飲酒中に一時的に気分が上がるぶん、酔いがさめたころにホルモンが急激に減少。
その落差が、不安・後悔・自己嫌悪というネガティブ感情を呼び起こすのです。
特に、真面目・繊細・気を遣うタイプの人間ほど、この落差が大きくダメージを受けやすい。僕はまさにその典型でした。
僕の「負のループ」と、そこから抜け出した結論
振り返れば、毎回同じだった。
飲んでいるときは楽しい。だけど、翌朝は後悔。そして数日引きずる。
でもまた数日後には飲んで、また自己嫌悪。
「飲まなきゃいいんじゃない?」と、ようやく気づくまでに、50年かかりました。
飲みすぎ・自己嫌悪を防ぐために試したこと
- チェイサーとして水を飲む(酔いをゆるやかに)
- 最後の1時間はノンアルに切り替える
- 「反省してる自分」を笑いにする
- 翌朝に予定を入れておく
いろいろ試したけど、結局飲まないのが一番ラクという答えに落ち着きました。
自分を責めすぎずに、「傾向」に気づこう
「考えすぎだよ」「気にしすぎ」──そう言われたこと、何度もあります。
でも、それってきっと人に丁寧に向き合っている証拠なんだと思います。
その場の空気や相手の表情に敏感だからこそ、自分を振り返る。
それは優しさと誠実さの裏返しで、決して弱さではありません。
翌朝まで心地よく過ごすために
朝の光の中でスッと目が覚めて、体が軽い。頭が冴えている。
そんな感覚を、飲まない日々の中で初めて知りました。
「飲まないなんて、つまらないんじゃ?」と思っていた昔の自分。
でも今では、飲まない自分を少し誇りに思えるようになってきました。
これからも揺れる夜はあると思います。でも、そのたびに「もう飲まなくてもいい」と思えるように、ひとつずつ自分の記録を積み重ねていきたい。