手取り24万円・貯金50万円から始める50代の資産形成|僕がやった現実的な方法

50代になって、「老後が不安」と感じることが増えました。
年金だけでは暮らしていけないというニュースを見るたびに、心がざわつく。
でも、どこかでこうも思っていました。
「もう遅いんじゃないか?」
「資産形成って、若い人がやるものでしょ?」
──そんなふうに、自分に言い訳していた過去の僕に、いま声をかけたい。
「いや、むしろ今だからこそやるべきだ」と。
この記事では、手取り24万円・50代・ひとり暮らしの僕が、
ゼロから始めた資産形成のリアルと、これから始める人に向けた**“最初の5ステップ”**を紹介します。
僕のスペック(2025年5月現在)
- 居住地:沖縄県・宮古島(家賃は高いけど工夫して暮らしてる)
- 年齢:51歳
- 収入:手取り約24万円
- 貯金:50万円 → 150万円まで増加(過去1年半)
- 借金:ゲーミングPCローン30万円→2025年5月に完済🎉
- iDeCo:先月開始
- 新NISA:2024年から継続中
- 保険:未加入(今のところ貯蓄でカバー)
- 家計簿:マネーフォワードMEを5年以上活用中
地味ですが、このスペックで資産をコツコツ積み上げてきました。
僕が実践してきた資産形成の工夫【節約・投資・生活習慣】
① 固定費の最適化は早めに終わらせた
- スマホを格安SIMへ(年間約4万円の節約)
- 家賃は「コネ」と「エリア選び」で抑えた
- サブスクは2つまでと決めて、それ以外は解約
生活のベースとなる支出は、最初に手をつけるとラクになります。
② 変動費は「見える化」と「無理しない節約」
毎月の外食・趣味・雑費は、マネーフォワードで管理。
節約のコツは「一切やめないこと」ではなく、「無駄を減らすこと」。
- たとえば、飲酒は断酒中。
- 食費も基本は自炊
- コンビニ通いは、週1回までに制限
無理な我慢ではなく、「ルールを決めて守る」ことで続けられました。
③ 投資はiDeCoと新NISAを活用
- 新NISA(つみたて投資枠):月2万円ほどをインデックス投資
- iDeCo:月23,000円からスタート(節税+老後資金)
「まとまったお金がないから無理」と思っていたけど、
毎月1万円〜でもOKだし、やってみると意外と安心感があります。
「資産形成、何から始めればいいかわからない」という人へ|最初の5ステップ
資産形成は、いきなり投資ではなく、生活の土台を整えることが最優先。
以下は、僕が実際にやって効果を感じた5つのステップです。
STEP ①|家計の「見える化」から始めよう
最初にやるべきことは**「自分が何にいくら使っているかを知ること」**。
おすすめは無料アプリ「マネーフォワードME」や「Zaim」。
- クレカ・銀行口座と連携すれば、支出が自動で分類される
- 見るだけで「えっ、こんなに外食してたの?」と気づける
STEP ②|先取り貯金で“自動的に貯める”
給料が入ったら、自動的に貯金用口座に振り分ける仕組みを作る。
- 僕は「住信SBIネット銀行」で“定額自動振替”を設定
- 月に1万円を自動で移すだけでも、1年で12万円
貯金は「気合い」ではなく、「仕組み」で続けるべし。
STEP ③|固定費の見直しを徹底する
- スマホ→格安SIM)
- 不要な保険→解約または見直し
- 見てない動画サブスク→即解約
固定費を減らせば、毎月の“余剰資金”が増える。
その分を、貯金・投資・趣味に回せます。
STEP ④|iDeCoや新NISAを少額で始める
- 最初は**月1,000円〜**でOK
- 証券口座は「SBI証券」や「楽天証券」など、ネット証券で簡単に開設可能
- 何に投資すればいいか迷う人は、「eMAXIS Slim オール・カントリー」などの全世界株インデックスが無難
「始めた」だけで自信になります。本当に。
STEP ⑤|収入アップの可能性を持っておく
正直、節約には限界がある。
- ブログ
- ポイ活(楽天リーベイツ、ハピタスなど)
- スキル販売(ココナラ、タイムチケット)
- 週末副業や在宅ワーク
すぐに結果が出なくても、**「もう一つの収入の芽」**を持っておくと、心がラクになります。
正直、資産形成は楽じゃない。でも「不安を減らす力」はある
手取り24万円で一人暮らし。
正直、贅沢なんてできないし、油断すると赤字です。
でも、見える化して、仕組み化して、少しずつ育てることで、
「このまま老後を迎えるしかない」という不安は、かなり薄まりました。
そして何より──
**「自分でもやれた」**という実感が、人生のモチベーションを支えてくれています。
まとめ|50代からの資産形成は“遅くない”。むしろ「今」がベスト
「稼ぐ力」も視野に入れながら、地味にコツコツいこう
資産形成は、いきなり投資ではなく、家計の見直しから
毎月1万円貯める仕組みを作るだけでも、確実に前進
新NISAやiDeCoは、50代からでも意味がある
🔜 次回予告|50代からでも始められる「副業リスト」
次回の記事では、**「副収入を得るための現実的な方法」**についてまとめていきます。
キーワードは、「低リスク・実体験・今からでもできる」。
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