禁酒・断酒

禁酒は「我慢」じゃない「もう飲まなくてもいい」と気づくことだけ

「もう飲まなくてもいい」と手を上げて伝える女性の笑顔とキャッチコピー入りの禁酒啓発画像
炊き技カレー

「禁酒は我慢の連続」「飲まないように自分を縛りつける」──そんなふうに思っていませんか?

実はその発想自体が、苦しさやスリップの原因になっていることがあります。
禁酒を成功させるカギは、「我慢」ではなく、「もう飲まなくてもいい」と気づくこと
この考え方に出会ってから、僕の断酒は驚くほどラクになりました。

これは、かつて僕が禁煙を成功させたときに出会った“思考の転換”であり、
タバコもお酒も「脳の錯覚」をリセットするだけで、驚くほど気持ちが軽くなるんです。

飲まなければ翌朝はスッキリ目覚め、自己嫌悪もなくなる。
そもそもまずいものを無理に飲んでいたことに気づけば、「やめる」ことが“楽”に変わります。

この記事では、
✔ 禁酒をつらく感じてしまう理由
✔ 「もう飲まなくてもいい」という考え方の背景と効果
✔ ストレスなく断酒を継続するヒント

について、僕の体験とあわせてお話しします。

「酒をやめたいけど、我慢が続かない」
「なぜか飲みたくなってしまう自分を責めてしまう」
そんなふうに感じている方にこそ、読んでほしい内容です。

結論:酒をやめるのは、“何かに勝つ”ことではありません。
ただ『もう必要ない』と気づくだけで、世界は変わるんです。

禁酒=我慢だと思っていると、つらくなるのは当たり前

「耐える」ほど、心は飲酒を求めやすくなる

「酒をやめるには、強い意志が必要だ」「飲みたい気持ちに耐えてこそ、禁酒だ」──そう思っていた頃の僕は、毎日がしんどかった。

飲まない日は心がギスギスして、「今日は頑張った」と思える反面、どこか満たされない。

結局、そのストレスに耐えきれずにスリップして、また自己嫌悪。「俺は意志が弱い」と、さらに落ち込む。

ストレスの下での禁酒は、反動の引き金になる

我慢し続ける禁酒は、どこか「自分をいじめている」ような感覚にもなります。気合と根性で乗り切っても、ストレスが積み重なり、どこかで爆発する可能性は高い。

「いつかまた飲んでしまうんじゃないか」という不安の中で生きる──それは、自由とは正反対の状態です。

「もう飲まなくてもいい」という視点が、すべてを変えた

きっかけは“禁煙セラピー”という一冊の本

僕が断酒を続けられるようになった転機。それは「もう飲まなくてもいい」という考え方に出会ったことでした。

きっかけは、かつて読んだ『禁煙セラピー』という本。そこには、「タバコを我慢するのではなく、必要ないと気づくことが重要だ」と書かれていたんです。

タバコをやめられた原理が、酒にも応用できた

この考え方がスッと腑に落ちて、僕はその日からタバコを完全にやめられました。

そしてこの「気づきによる脱依存」は、お酒にもそのまま応用できることに気づいたんです。

酒の「味」がうまい?それ、本当にそうだった?

アルコールはそもそも不味い。味をごまかしているだけ

タバコと違ってお酒が手ごわいところは、「酔う快感」だけじゃなく、「味」まで好きだと思い込んでいるからです。

でも考えてみてください。アルコール単体では苦くて不快なもの。それにフルーツや甘み、炭酸などを加えて「飲みやすく」しているだけです。

酔いが強くなると、味なんてわからなくなる

しかも酔ってくると、味覚は鈍っていく。僕自身、酔っているときに「この酒はうまい!」と思っていましたが、後から思えばそれは錯覚でした。

味変(いわゆるチャンポン)を繰り返すのも、「飽きるから」ではなく、そもそも不味いものを誤魔化しながら飲んでいたのかもしれません。

「まずい酒」を飲み続けたあとの現実

二日酔い・自己嫌悪・罪悪感。それが「ごほうび」だった?

そのまずい酒を飲み続けた翌朝に、何が残るか──

✔ 頭痛
✔ 胃もたれ
✔ 後悔
✔ 自己嫌悪

…それが現実でした。酔って楽しかったはずの記憶も、なんとなく気まずくて、どこか虚しい。そして心の中に、じわっと広がる罪悪感。

やめるだけで、これらから解放される

こんな「苦しみ」をごほうびのように偽装して、僕たちは酒に縛られていたのかもしれません。

でも酒をやめれば、それらは全部、自然と消えていきます。

我慢じゃなく「もういらない」と思えたとき、酒から自由になる

断酒は勝ち負けではなく“気づき”だった

酒をやめるのは、何かに勝つことではない。戦う必要なんてなかったんです。

ただ、「もう飲まなくてもいい」と気づいた瞬間、酒との距離がすーっと開いて、心が軽くなりました。

気づいたとき、世界は静かに変わっていく

僕たちは、自分の意思で「もういらない」と言っていいんです。飲まないことで手に入るもの──それは、爽やかな朝、穏やかな心、失われない時間。

「もう飲まなくてもいい」と気づいたとき、世界が静かに変わり始めました。

終わりに──気づくだけで、世界が変わる

禁酒は、修行でもなければ、気合でもありません。我慢を続けるより、気づきのほうがよっぽど力になる。

「飲まないとつらい」と思っていた日々が、ただの幻想だったと気づいたとき、自由が近づいてきます。

そして今、僕はその自由を噛みしめています。

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50代、再起動中。

この記事の執筆者|炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。

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