禁酒・断酒

【断酒】すべてはここから始まる。悪魔的な飲酒欲求を断ち切る「最初の1日」の作り方

断酒の決意を胸に笑顔でガッツポーズをする男性と「最初の1日の作り方」の文字
炊き技カレー

「いつでもやめられる」はずだったのに、なぜかやめられない。

あなたも、そんな風に感じたことはありませんか?

僕が毎日飲酒を続けていたとき、今回の禁酒を決行する直前の飲酒量は、平日は毎日麦焼酎を2杯程度でした。

たった2杯なので別に健康上問題ないだろうという思いと、こんな少量の酒ぐらいいつでもやめられるという思いで毎日飲んでいました。

「休肝日を週二日設けるだけでも肝臓の回復になる」という話を聞いて、「二日ぐらいなら別に簡単にやめられるだろう」なんて考えていたある日、「今日ぐらい飲まないでおこうかな」という思いで自宅に帰るわけです。

でも、ふぅっと一息ついた瞬間に、「まあ今日ぐらいは飲んで、明日から二日ぐらいはやめてみるかな」なんて悪魔のささやきが聞こえてくる。

なんと、その次の日も、またその次の日も、「明日から、明日から」を繰り返す日々で、何か月も過ごしていました。いや、何年もかもしれません。

その後、なんとか「最初の1日」をやめることができて、今の酒無し生活につながっているわけですが、このことからわかるように、断酒を成功させるには当たり前ですが最初の1日目というのが絶対に必要になるわけです。

断酒に限らず、なにかを習慣にするには何事も最初の1歩が重要ですし、一番のエネルギーを使う場面になります。自転車の漕ぎ始めが一番力を使い、一度スピードに乗ってしまえば、あとは楽に走れるようになるのと同じです。

そこで今回の記事では、僕自身の経験も踏まえ、断酒を志すあなたが最もエネルギーの要る「最初の1歩」を踏み出すための具体的な方法をご紹介したいと思います。

記事を読む時間がない方は、こちらの動画をどうぞ。
この記事の要点を、会話形式で説明しています👇

なぜ「最初の1日」がこれほどまでに難しいのか?

それは、飲酒が単なる「癖」ではなく、脳の報酬系と深く結びついた「習慣」だからです。

  • 仕事終わりの解放感
  • 食事とのペアリング
  • ストレスからの逃避

アルコールは、これらの状況とセットになることで、脳に「快楽」としてインプットされます。

その結果、同じ状況になると、脳が自動的にアルコールを求めるようになるのです。「明日から」と思っていても、いざその状況になると、強い欲求に抗うのが非常に難しくなります。

たった1日、されど1日。この強固な習慣の鎖を断ち切るためには、意志の力だけで立ち向かうのではなく、具体的な「作戦」が必要不可見です。

炊き沢カレー
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お酒って、ただの癖じゃなくて「脳に刷り込まれた快楽ルーティン」。そりゃやめるのが難しいわけだ!

断酒「最初の1日」を踏み出すための4つの作戦

意志の力は脆いものです。だからこそ、意思に頼らずに済む「仕組み」と「環境」を作りましょう。

作戦1:物理的にアルコールを断つ「環境リセット術」

最もシンプルで、最も効果的な方法です。

  • 家にあるお酒を全て処分する: 「もったいない」という気持ちは捨てましょう。人にあげる、料理に使う(これも危険なら捨てる)などして、視界から完全に消し去ります。
  • 「いつもの帰り道」を変える: コンビニやスーパーの酒類コーナーは、強力な誘惑スポットです。あえて遠回りしてでも、その場所を避けるルートで帰りましょう。
  • 飲み会の誘いは勇気を持って断る: 最初の1日が最も重要です。「最初の1週間は断る」など、自分でルールを決めて、誠実に理由を話して断りましょう。
炊き沢カレー
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意志の力に頼るのはもうやめよう!「仕組み」と「環境」で断酒をサポートしよう!

作戦2:飲酒欲求をすり替える「代替ドリンク法」

「飲む」という行為そのものを、別の楽しみで上書きする方法です。口寂しさを紛らわすのに非常に有効です。

  • 特別なノンアルコールドリンクを用意する: 少し高級なクラフトコーラ、こだわりのジンジャーエール、ノンアルコールビールなど、「これを飲むのが楽しみ」と思えるような特別な一杯を用意しましょう。
  • 強炭酸水に頼る: 強めの炭酸の刺激は、アルコールの刺激の代わりになり得ます。レモンやライムを絞ると、さらに満足感がアップします。
  • リラックス効果のあるハーブティー: カモミールティーやルイボスティーなど、心を落ち着かせる効果のある温かい飲み物は、就寝前のリラックスタイムに最適です。
炊き沢カレー
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飲みたい気持ちは、刺激とリラックスでごまかす!お気に入りの一杯を探そう。

作戦3:目的を可視化する「宣言効果」

なぜ自分は断酒したいのか?その目的を明確にすることで、モチベーションを維持しやすくなります。

  • 断酒のメリットを書き出す: 「朝すっきり起きられる」「お金が貯まる」「週末の時間を有効に使える」「健康になる」など、思いつく限りのメリットを紙に書き出して、目につく場所に貼っておきましょう。
  • 信頼できる人に宣言する: 家族や親しい友人に「今日1日だけ、お酒をやめてみる」と宣言してみましょう。応援してくれる人の存在は、大きな支えになります。
  • SNSで仲間を見つける: TwitterやInstagramで「#断酒」「#禁酒」と検索してみてください。多くの仲間が励まし合いながら断酒に取り組んでいます。匿名で始められるので、気軽に今の気持ちを吐き出してみるのも良いでしょう。
炊き沢カレー
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「なぜ断酒したいか」をハッキリさせると、ブレずに前に進めます。言葉にするって大事!

作戦4:「今日1日だけ」に集中する

「一生お酒をやめる」と考えると、あまりのハードルの高さに心が折れてしまいます。

大切なのは、**「今日1日だけやめる」**と考えることです。

明日のことは考えなくていい。未来の不安も、過去の後悔も一旦忘れて、ただ「今日の24時間だけ飲まない」ことだけに集中するのです。

そして、もしその1日を達成できたら、心から自分を褒めてあげてください。その小さな成功体験が、次の1日へとつながる大きな自信になります。

炊き沢カレー
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一生やめるなんて考えなくていい!「今日だけやめる」でOK。それが一番続くんだよ。

まとめ:最初の1歩が、未来を変える

断酒の最初の1日は、まるで重い扉をこじ開けるような、多大なエネルギーを必要とします。しかし、一度その扉を開けてしまえば、あとは驚くほど体が軽くなるのを感じられるはずです。

僕自身、「明日から」を何年も繰り返してきましたが、たった1日、勇気を出して断酒したことで、今ではお酒のない快適な生活を手に入れることができました。

この記事で紹介した方法が、あなたの「最初の1歩」を少しでも後押しできれば、これほど嬉しいことはありません。

大丈夫、あなたならできます。まずは「今日1日」だけ。その一歩が、あなたの人生をより良い方向へ導く、大きな転換点になるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
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50代、再起動中。

この記事の執筆者|炊き技カレー

人生折り返し地点からのチャレンジ。

沖縄の宮古島で働く50代が、本気で断酒・ダイエット・資産づくりに取り組みながら、毎日を更新中。

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