なぜ酒をやめると体重が減るのか?|太る酒の飲み方 vs 痩せる人の習慣

「酒をやめたら痩せた」という話、あなたのまわりにもいませんか?
実はそれ、気のせいでもたまたまでもなく、ちゃんと理屈があります。
この記事では「なぜ酒をやめると体重が減るのか?」を、カロリー・代謝・むくみ・行動習慣などの視点から分解。さらに、太る酒の飲み方 vs 痩せる人の習慣を対比で見せながら、誰でも今日からできる「習慣化のコツ」まで紹介します。
こんな方におすすめ:
- 飲みながらダイエットしてるけど痩せない
- 酒をやめれば痩せると聞いたけど、理由が知りたい
- そろそろ本気で痩せたい・体を整えたい
結論:酒をやめると痩せるのは「当然の結果」。やめれば勝手に体は整う方向に向かいます。
酒=「液体の炭水化物」。カロリー爆弾の正体
お酒には当然ながらカロリーがあります。しかも、問題なのはその質。
種類 | カロリー(100mlあたり) |
---|---|
ビール | 約40kcal |
焼酎(25度) | 約146kcal |
ワイン | 約73kcal |
ウイスキー | 約237kcal |
※さらに割り物やおつまみでカロリーは倍増。
そしてアルコールは栄養にならないのに、体は最優先でエネルギーとして処理します。その結果、本来燃やすはずだった脂肪は後回しにされて、体に蓄積されてしまうのです。

飲み会のあとに〆のラーメン…太らないわけがない(笑)
アルコールは代謝を狂わせる
アルコールを分解するためには、肝臓がフル稼働します。
そのときに、脂肪の代謝や糖の調整はストップ状態に。
さらに、お酒を飲むと成長ホルモンやテストステロンの分泌が抑制され、筋肉量の維持が難しくなることも。筋肉が減ると基礎代謝も落ちて、太りやすく痩せにくい体へ一直線です。

「酒太り」は、カロリーだけじゃなく“代謝ダウン”が主因!
酒はむくみも招く
「断酒したら顔がスッキリした」という声、よく聞きませんか?
あれはアルコールによる“むくみ”が取れた結果です。
飲酒によって
- ナトリウム(塩分)濃度が上昇
- 血管が拡張し、体液が漏れやすくなる
- 利尿作用でカリウム・マグネシウムが不足
こうした作用が連鎖して、顔や手足がパンパンになる。それが、断酒することで1〜2週間で解消されていきます。

見た目の変化が早い=モチベーションになりやすい!
太る人の酒習慣 vs 痩せる人の生活習慣
太る人の酒習慣 | 痩せる人の生活習慣 |
---|---|
食前に飲む(食欲倍増) | 食事を整えてから休息 |
酔うと満腹感が鈍る | 空腹感を丁寧に観察する |
深夜までダラダラ飲み | 決まった時間に寝る |
飲んだ翌日は運動なし | 朝に散歩・軽運動 |

つまり、酒が入ると生活の軸がズレる。
痩せたいなら、“リズム”が何より大事。
「断酒だけで痩せる」は本当か?
結論から言うと、「断酒だけで3〜5kg落ちる人は多い」です。
ただし、「飲まない=痩せる」ではなく
「飲まないことで生活習慣が整う→結果的に痩せる」が本質です。
- 朝スッキリ起きられる
- 自炊率が上がる
- 夜の間食が減る
- 運動する気力が出てくる
僕自身も、断酒を始めてまず1週間で1.5kg減。
2ヶ月後には5kg以上落ちました(※食事改善込み)。
習慣化のコツ|“やめる”より“変える”意識
断酒を習慣化するためのコツは、「やめる」より「変える」発想。
✅ 今日からできる実践アイデア
- 飲みたい日は「0カロリー炭酸水+レモン」で代用
- 飲み会では「ウーロン茶で通す」宣言
- 断酒日記やアプリで“見える化”
- SNSの断酒コミュニティに参加(例:#Twitter断酒部)
📝炊き技カレーの実践ログ
「初週はキツかったけど、2週目から“飲まない日常”がラクに。今では冷蔵庫に酒がない状態がデフォになった」
まとめ|やめたら、体が“勝手に整う”
お酒をやめることで、
- カロリーが減る
- 脂肪が燃えやすくなる
- むくみが取れる
- 習慣が整う
つまり、痩せない理由がどんどん消えていくんです。
「運動も食事制限もムリ…でも痩せたい」
そんな人こそ、まず“酒”を見直すだけで、未来は変わります。
関連記事
▶ 断酒4週間で体重がスッと落ちた!酒をやめただけのダイエット効果
▶ 【断酒】すべてはここから始まる。悪魔的な飲酒欲求を断ち切る「最初の1日」の作り方